ノキアとQualcomm、「MulteFire Alliance」設立で LTEとWi-Fiのメリットを同時に実現

January 22, 2016

(本内容は、2015年1月23日のノキア本社のブログ記事を翻訳したものです)

人生において「二者択一」を迫られることがあります。例えば、スピードの出る車か低燃費の車か、海外旅行か節約旅行か、おいしい食事か太りにくい食事か、等です。両方が手に入ることはめったになく、やむを得ず妥協することになります。

しかし、無線アクセス通信においては、もう妥協する必要はありません。既存のルールを塗り替える新たなテクノロジー「MulteFire」が誕生しました。これは、LTEの高パフォーマンスとWi-Fiの展開のシンプルさを兼ね備えた設計となっています。

データトラフィックがかつてないほど増大し、通信事業者が対応を迫られていることを受け、MulteFireは誕生しました。通信事業者及び企業は2020年までに現在の1000倍に膨れ上がるデータトラフィックに備え、コスト効率に優れた方法を模索している最中です。

ひとつの解決案として、アンライセンス周波数帯の利用があげられますが、複数のテクノロジーや複数の利用者間で共有されるため、高品質のユーザエクスペリエンスを常に保証できるとは限りません。この点は、特に高密度の利用地域における課題となります。

こうした課題を克服し、高密度のネットワーク環境において高パフォーマンスのモバイルブロードバンドを実現するために、LTEが設計されました。ではアンライセンス周波数帯のみを利用して、LTEのメリットを活かすことはできるのでしょうか。

今後はLAA(License Assisted Access)及びLWA(LTE/Wi-Fi link Aggregation)による通信が発展していくでしょう。どちらも優れたLTEネットワークパフォーマンスと高度なユーザエクスペリエンスの実現が可能ですが、中核技術としてライセンス周波数帯を必要とするため、見込まれる利用は限定的です。

しかしMulteFireでは、LTEがライセンス周波数帯から完全に切り離されます。

MulteFireはアンライセンス周波数帯(特に5 GHz帯)を利用するため、中小企業をはじめとする一般企業、イベント会場の所有者、ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)、ケーブル会社、建物の所有者、モバイル事業者によって容易に展開できます。

これにより、従来の通信事業者に新たなビジネスチャンスやさらなる競争力を生み出し、ISPや企業が独自のLTEネットワークを所有し管理できるようになります。 お客様に、優れたモビリティと3GPPテクノロジーへのスムーズなハンドオーバーを提供します。また、エンドツーエンドの高品質なサービス及びエクスペリエンスとシームレスな接続も可能になります。

このテクノロジーを支援する「MulteFire Alliance」という専門の団体が発足しました。MulteFireの開発企業であるQualcomm社とノキアによって設立された同団体は、MulteFireテクノロジーを推進し、世界的な技術仕様の確立に向けて取り組んでまいります。

優れたパフォーマンスを取るか優れた利便性を取るかの二者択一ではなく、誰もが両方を手にできる時代が到来したのです。

MulteFire及びMulteFire Allianceの詳細については、ノキア及びMulteFire AllianceのWebサイトをご覧ください。

ノキアについて

ノキアは、人とモノをつなぐ技術分野における世界的なリーダー企業です。ベル研究所とNokia Technologiesのイノベーションを基盤として、つながる世界の中心的役割を果たす先進技術の開発とライセンス供与を推進しています。

あらゆる種類のネットワーク向けの最先端ソフトウェア、ハードウェア、サービスを提供するノキアは、通信事業者、政府機関、大手企業のお客様が5G、クラウド、IoT(モノのインターネット)の世界の実現に向けて支援できる唯一の企業です。
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